生命保険がわからない人が知っておくべきたった1つのこと

生命保険は非常に複雑な商品の上、生命保険について教育を受けた人、勉強した人というのはほとんどいない。

ゆえに、あなただけでなく、多くの人が『生命保険はわからない』と思っているだろう。

しかし、『生命保険はわからない』とそのままにしておくことは重大なリスクを引き起こす。

『保険料を無駄払いし保険貧乏になる』ことだ。

本当は5千円も払えば十分だったのに、4万円払っていた!

このようなことは生命保険では日常茶飯事だ。

全ては、加入者側のあまりの無知にある。

一方で、『いちいち生命保険のことについて勉強するのが面倒くさい』という人も多いだろう。

そのような、生命保険がわからない面倒くさがりな超初心者向けに、『これだけ抑えておけばひとまず安心』ということをお教えしよう。

超初心者はまず『生命保険に入らないこと』を覚えろ!

生命保険がわからない人はセールスの最も重要な養分

あなたはなぜこんな記事を開いているのか。

『生命保険に入らなければいけないような気がする』程度の気持ちで生命保険のことを検討しているのかもしれない。

しかし、生命保険なんてよくわからないから、こうしてわからないなりに調べようとしているのではないか。

そのような気持ちは生命保険セールスにとって格好の餌食である。

生命保険セールスが最も好む顧客のタイプが、『生命保険に入ったほうがいいと思うんだけど、わからないから聞きたい』という態度の客だ。

生命保険セールスにとっては、『生命保険がわからない客』というのは、どう料理してもよい客である。

まず、そのような迷える子羊のような態度を改めたほうがよい。

その上で、生命保険セールスの餌食にならないためには、『生命保険に入らない』という断固たる意志が必要だ。

『生命保険がわからない』なら『わからないもの』を買わない

生命保険は加入すれば確実に損をする。

理由は後述するが、確実に損をするならば『買わない』というのが最も賢い態度だ。

まして、『わからない』ならなおさらだ。

生命保険のことを詳しくわからなくても、『生命保険は加入すれば確実に損をする』と分かっていれば、『生命保険を買わない』というのが、合理的であることがわかるだろう。

『損をするのはわかっているが、それでも生命保険に加入しなければならない』こともあるが、それは初心者が考えることではない。

生命保険に加入すると確実に損をする理由

生命保険は宝くじと仕組みは同じだ。

当選金(保険金)をもらえるきっかけが、『当選番号と自分のくじが一致する』のか『病気・死亡など保険事故が起こる』のかという違いしかない。

さて、宝くじには運営者がいるわけだが、この運営者は自分が損をしないように宝くじを運営しなければいけない。

よって、くじの当選金の総額が、くじの売上総額を上回ってはならない。

そうでなければ、赤字となる。

当選金額の総額が1億円で、売上が9000万円だったら、1000万円赤字になってしまうだろう。

さらに、宝くじを運営するには、人件費などなど、様々な経費がかかるだろう。

これらも売上によって賄わなければならない。

もし当選金の総額が1億円で、売り上げが1億1000万円だったとしても、経費で2000万円使っていたら1000万円赤字だ。

よって、運営者がいる以上、当選金額は絶対に売上を上回ることはない。言い換えれば、宝くじを買う側が確実に損をするのだ。

個別の人では、当選金を手にして儲かる人もいるが、宝くじの購入者全体で考えれば損をする。

生命保険もこれと同様のことが言えるのだ。

保険会社により損をする度合いが異なる

生命保険を宝くじと同様に考えれば、運営経費の存在で損をする度合いが変わることが分かるだろう。

宝くじの運営効率によっては、先の例で5000万円経費がかかるところもあれば、2000万円の経費のところもあるだろう。

生命保険会社も同様に、運営効率が良いところと悪いところがある。

もし、あなたが『生命保険についてわからない』まま適当に生命保険セールスから生命保険に加入すると、運営効率が悪く、経費ばかりかかる商品をつかまされてしまうかもしれない。

ゆえに、『損をするのが明らかなのだから』『わからないなら買わない』が大切なのだ。

少なくとも粗悪なものを掴まされるリスクがなくなる。

生命保険がわからない初心者を脱出するには

『生命保険がわからないなら買わない』をできたなら、次に考えるべきは『損をするのは分かっているが、それでも加入しなければならないのはどのようなときか』を知ることだ。

『個別にどの商品が必要か?』とか『どの保険会社が良いか?』などというのはまだまだ先の話である。

必要か必要でないかが分かれば、必要ない人は引き続き『買わない』で良いし、必要なら『どのように買えばよいのか』に進めばよいのだ。

生命保険の必要・不必要に関しての解説は下記記事を参照してもらいたい。

『生命保険が根本的にいらない理由とは』

生命保険がわからない超初心者が全ての手順をすっとばして生命保険を検討するには

ここまで述べたことを調べる、また勉強していくのも実際には大変だろう。

そのような人は、他人の力を借りるのが手っ取り早い。

最近では生命保険もFPなど専門家の意見を借りて加入することが増えた。

FPに相談すれば、『生命保険が必要か・不要か』『必要ならどのような保険がよいか』『どの保険会社が最も安いか』『加入手続き』までワンストップで行うことができる。

生命保険がわからず、勉強するのも面倒な人は以下の記事を参考にFPへ相談してはどうだろうか。

『保険の見直しどうすべきか分からない人はFPの無料相談をまず受ければ解決する』