生命保険で転換をすると損をするって本当?

あなたは生命保険を転換すると損をするという話をよく聞いているのかもしれない。実際、『生命保険を転換した途端トラブルになった』などという話は頻繁に耳にする。

実のところ生命保険を転換すると直ちに損になるわけではない。損をする場合もあれば得をする場合もある。

ただし、昨今の経済情勢下では損をする場合が圧倒的に多いだけだ。損をするか得をするかは概ね生命保険の予定利率による。

生命保険の転換をすると得をする場合

現在ではほぼありえない状況だが10年、20年後にはわからない。頭の片隅に入れておいてほしい。

生命保険の転換の損得は転換前の契約から転換後の契約になった際、予定利率そのように変化するかによる。ちなみにかれこれ25年近く、予定利率は下がり続けていて、現在(2018年現在)では絶賛最安値更新中だ。

しかし、今の史上最安値の状態の予定利率で契約し、もし今後予定利率が上がったとしたら、そのときに転換すると保険料的に有利になるだろう。契約期間が長い契約ほど有利になる。まあ、そのような得になるほど予定利率が上昇するかといえば、望みは薄い。

生命保険の転換をすると損をする場合

先ほども述べた通り、絶賛最安値更新中の予定利率では、今後転換する契約はすべて損をすることになる。つまり、現状では『転換すればほとんどの契約の予定利率が下げられ、保険料計算上不利になる』が結論となる。古い契約が「お宝保険」などと呼ばれる理由はここにある。

生命保険のセールスはあれこれ理由をつけて転換を勧めてくるが一切耳をかしてはいけない。
転換に頼らずとも見直しする方法はいくらでもあるので、下記記事を参考にしてほしい。

生命保険を転換をせず、損をしないように見直しする方法とは!

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