生命保険の転換を勧めるセールスを涙目にして撃退する断り方

生命保険をセールスから勧められた際の断り方に悩む人は多い。

親戚から勧められ困っている。
職場に出入りするセールスに勧められ困っている。
友人のセールスに勧められ困っている。

あなたがもし生命保険の転換を勧められたことに困っているとしたら、セールスとの人間関係もあるのかもしれない。
転換に限らず生命保険の断り方には多くの方法があるので以下の記事を参照してほしい。

簡単にできる生命保険の断り方!セールス達の苦しい言い訳を楽しもう!

この記事では特に転換を勧められた場合に、セールス達を汗びっしょりにして退散いただく断り方をお教えしよう。
かなり上級者で強心臓向けで議論するのが好きな人向けの内容なので、セールスをいじめてみたい人だけにお勧めする。
自信がない人は、記事の内容を楽しむ程度にとどめ、簡単なものを上記リンク先から探し一般的な断り方をすればよい。

生命保険の転換を勧めてきたセールスを圧倒的に打ちのめす方法。

これから書く方法はもはや人間の優しさなどかけらもない方法だ。
しかし、セールス達が怠惰で不勉強だからこそできることなので、あなたが気に病むことはない。

まず、セールスの説明を最後まで聞く。
いかにも加入に向けて前向きな雰囲気を装うことも忘れてはいけない。
その間にこちらから質問してはいけない。
セールスに全部しゃべらせるのだ。

さて、セールスの説明が終わっておそらくセールスは手応えを感じていることだろう。
『この客はもうすぐ落ちる!』と。
そこで、あなたは次のように切り出す。

『説明はそれで全部ですか?』

セールスがまだしゃべることがあれば、まだしゃべらせればいいし、そうでないなら次の段階だ。
いずれにせよ、あなたが『説明はそれで全部ですか』と質問したときにセールスに『はい』と言わせるのが重要だ。
セールスが『はい』と言えば、『説明しなければならないこと』を全部説明したことになるわけだ。
この点が重要である。

先のあなたの質問でセールスに『はい』と言わせたら、次にこのように質問しよう。

『転換前後の約款を比較して、転換前の保障で保障の対象だったのに、転換後の保険で保障の対象にならないものはありませんか?』

転換前後で保障上不利になることはないかどうかを質問している。

さて、カギとなるのは『約款を比較して』という部分だ。
生命保険契約の約款というのは、1ページに小さい字でぎっしりと契約上の約束が書いてあり、それが何百ページとある冊子だ。
転換前後で保険が新しく切り替わる場合など、特に古い医療保険が新しい医療保険に切り替わる場合は、当然何百ページある部分の約款の多くの部分で変更がある。古い保険で保障の対象だったのに、新しい保険では保障の対象外という項目があるかもしれない。
そんな約款上の細かい部分までセールスは当然把握していない。
そこを突くのだ。

あなたの質問にセールスの答え方はほとんど2パターンしかない。

『ちょっと自信がないので調べさせていただきます。』と答えた場合

たいていの場合は答えられないので、調べてからという態度をとるだろう。

すさかずあなたはこのように攻める。

『さっきあなたは、全部説明したと言いましたよね?(さきほどわざわざ確認したこと)』

『保障範囲が不利になるかどうかは必ず説明しなければいけないはずですよね?(転換の際、顧客の不利益事項は説明することになっている)』

『私の不利益になるかよくわからない状態で、説明しなければならないことを説明せずに私に転換させようとしたわけですよね?(わからないまま説明を省いたのは説明していないのと同じ)』

『これって問題じゃないですか?』

おそらくセールスは苦しいながらも次のように言い訳するだろう。

『いや、確かめるために一旦調べさせていただいてから・・・』

すさかず、あなたは次のようにたたみかける。

『もし、私がなにも質問しなかったら、不利益なことが説明されないまま申込書を書いていたかもしれないわけですね。』

『不利益なことを説明しなければならないのに、あなたはそれに違反して申込書をもらえたかもしれないわけですね。』

かなりセールスは不利になっているだろう。それでも苦しく言い訳をするかもしれない。

『いえ、決してそうではなく、曖昧な部分はきちんと調べて・・・』

さあ、とどめを刺そう。
『あなたは、わたしがさっき『説明はそれで全部ですか?』と聞いたとき、『はい』と答えました。当然、私の不利益になることなど説明しなければならないことは説明されてなければならないはずです。』

もはや信頼関係などあったものではない。

最後に『もう来るな』と言えば、2度とセールスがあなたの前に現れることはない。

セールスとして顧客の前に立つ以上、顧客の不利益事項は全て把握し、説明しなければならないのだ。それこそ約款の隅々まで把握し、顧客の不利益になる変更は全て説明しなければならない。新規契約であれば、顧客の不利益になる事項はそれほど多くない。比較するものがないからだ。

しかし、転換契約となると比較するものがあるので、不利益事項は膨大になる可能性がある。きちんと約款を調べたら、実はそれほど不利益なことは多くなかったかもしれない。しかし、何百ページある約款をいちいち読み込んでいるセールスはほとんどいない。また理解力もないことがほとんどだ。当然、『約款上で比較して』などと聞かれたら『わかりません』になる。

しかし『説明を全部した』ということは、顧客に『わたしに不利益事項はありませんか?』と質問されたら『わからない』なんてことはあってはならないのだ。

『そういうことはありません』と自信満々に言われた場合

あまりないと思うが、ものを深く考えていないセールスの場合はこのように答えてしまうかもしれない。
この場合は対応は楽だ。

『本当に何百ページもある約款の隅まで見て、転換前と転換後で私に不利益なことがないと言いきれるんですか?』

『私にはとてもそうは思えませんね。それなのに断言するあなたはとても信用できないし、とても怖くて契約できないのでお帰りください。』

どこの世界に、法律用語集のような約款を転換前後で比較して、『ありません』などと断言できる人がいるのだろうか。
実際に本当にセールスが約款の隅々まで把握し、本当に転換前後で不利益がなかったとしても、関係ない。
その場で何百ページもの約款に関して断言できる人間など、普通は信用しないからだ。
最後は『信用できない、怖い』など感情論で追い返せばよい。

以上、生命保険の転換を勧められた場合の断り方だ。
冒頭にも言ったが、上級者向けでセールスをいじめたい人向けだ。

生命保険の転換についてもっと多く知りたい人はこちらに戻る

もっと初級者向けの、転換だけでなく、生命保険のセールス全般に通じる断り方があるので、以下の記事を参照してほしい。