生命保険の見直し時期に悩む人は多い。そもそも一般の人々は保険のことを勉強しないので、加入者全員がふとしたきっかけで見直しを検討する。保険料控除証明書が送られてきた、知り合いが病気で入院して、医療保険で儲けた(儲かってないが・・)話を聞いたなど、きっかけはいろいろだ。
しかし、本当に見直ししなければならない時期などそれほど多くない。それは転換を検討する場合も同様である。
ではその時期はいつ?40歳?50歳?60歳?保険の見直しを検討するタイミングは主に2つしかない。
生命保険の転換を検討する時期その1 子供が新たにできたとき
子供ができたときは家族に対する責任が新たに発生する。経済的に独立すると想定される22歳に子供がなるまで大きな死亡保障が必要になる。2番目・3番目と子供が増えるたびに、一番小さい子供の年齢を考慮しなければならない。
私は生命保険は可能な限り最低限での加入を勧めているので、あちこちの記事で『保険などいらん!入る前に踏みとどまれ!2万円も払うとかwwww』と過激なことを言う。生命保険否定派と思われても仕方ない。
そんな私でも、「子供が新たにできた際には生命保険に加入しなさい」と勧めている。
それだけ大事なタイミングである。年齢は関係ない。50歳だろうと60歳だろうと資産家でないなら、子供が生まれたら死亡保障を手厚くする必要がある。
子供が全員経済的に自立したとき
このタイミングでは新たに保障を増やす必要はない。ぜひ、転換なりなんらかの方法で保障額を大きく減らすことを検討すべきだ。年齢は関係ない。あなたが40歳の時点で子供が独立しても、保障を減らすべきだ。
他にも見直すべきタイミングはあることはあるが、かなりテクニカルな話だ。保険料率が変わったタイミング、予定利率が変わったタイミングなどだが、あまり一般的ではない。全員に恩恵があるともかぎらない。
最後に、絶対に転換を検討する時期ではないタイミングをお教えしよう。
それは『セールスに転換を勧められたとき』だ!
新しく子供ができたタイミングではないから当然だ。