生命保険の転換。当サイトでは様々な記事で転換について書いてきた。ここでは、転換の検討、断り方、メリット、デメリット、契約してしまった後のことなど、すべてをまとめて書いていく。生命保険の転換に関してはここからすべて探せるようにしたい。転換に関するすべてのシーンを順を追って想定していくので、自分の読みたいところを見てみよう。
そもそも生命保険の転換ってなんのためにするの？
生命保険の転換など意識するきっかけは、セールスから勧められることが始まりになる。ほとんどの人は勧められてもほとんど興味も持たないだろうが、今ここを見ているあなたは生命保険の転換に興味を持っている人なのだろう。
さて、転換を勧められたはいいがそもそもなんのために生命保険の転換を行うのだろうか？この点が曖昧だと、セールスに食い物にされてしまいかねないので、ハッキリさせておこう。
生命保険の転換は、あなたが加入している生命保険を見直すために行う。決して、セールスの成績のためでもないし、目の前のうっとうしいセールスを早く帰らせるために行うものでもない。
生命保険の転換を勧められたら真っ先に検討すべきたった一つのこと
あなたが真面目に生命保険の転換について検討するなら、真っ先に考えてほしいことがある。
『今まさに生命保険を見直すべきタイミングなのかどうか』
これは超重要だ。私が生命保険の相談を受ける際に最も重視する事柄である。このサイトでも、何回も言ってきたし、これからも言い続けるだろう。
生命保険の転換時に限らないが、今、生命保険の見直しをすべきタイミングなのかどうかは以下の記事で詳しく解説している。
あなたが、今、生命保険の転換をすべきタイミングではないことが分かったら、もう事はほとんど終わりだ。残ったことはうっとうしいセールスをどのように撃退するかが唯一問題としてあるくらいだろう。
生命保険の転換のメリット、デメリットとは？
生命保険の転換を検討しなければならなくなってしまった場合はどうするのか？まずは、転換のメリット、デメリットをきちんと学ぼう。量は多くない。メリットはたった２つしかないし、デメリットは１つしかない。
しかし、メリットはあまり役に立つ機会がないのに対して、デメリットは際立つ。以下の２つの記事を読めば、たいていの場合は転換などしないほうがよい、という結論になるだろう。見直しをするにしてもほかの方法を探すようになるはずだ。
転換をしないで生命保険を見直す方法
ここまで、記事を読みこんでくれた人は、転換などしないほうがよいとだいたい分かってきただろう。
それでも、見直しをしなければならない状況というのはありうる。むしろ、だからこそあなたはここまで読んでいるのだろう。
転換のメリットの記事でも述べているが、健康状態に不安がある人は、転換による見直しもおおいに有り得る選択肢だ。だが、健康な人で見直しをしなければならない人は、転換に依らない見直し方法も知りたいはずだ。その場合以下の記事を参考にしてほしい。転換に頼らずとも十分なんとかなるはずだ。
まだ転換に意識が向いている人へ大切な話
ここまで読んでもまだ転換したほうがいいのではないか、と悩んでいる人へ以下の記事をお届けしよう。転換に限らないが、生命保険契約は後戻りすることが極めて難しい。そうならないためにも以下の２つの記事は読んでほしい。ここで踏みとどまってくれることを祈る。
まだ、迷っている？もはや最後の手段だ！
わたしが生命保険の営業現場にいたころの話をまとめてある。どれも日常的に起こっている出来事、というかトラブル集だと思ってほしい。
もはや生命保険の転換を契約してしまった人へ
転換をしてしまったらもはやできることはほとんどない。
わざわざ転換しなくても見直す方法などいくつかあるのだが、それでも転換した人は健康状態の問題か、騙されてしまったかのどちらかだ。
前者の人はまだいいだろう。健康状態に不安があれば、転換を利用して保障期間を伸ばすなどの見直しはとても有効な方法だ。健康状態に問題がないのにもかかわらず、転換をしてしまった人はセールスに騙されたと思ってほぼ差支えない。なにしろ健康状態に問題がない人は転換に頼らずとももっと効果的な見直し方法があったはずだ。
契約が成立してしまえば本当に後戻りができないが、申し込みしても、健康状態の診査など、契約が成立するまでには期間がある。まだ保険証券が手元に届いていないなら今すぐにでも転換の申し込み撤回をしよう。クーリングオフもまだできるかもしれない。
契約が成立してしまったら手遅れな感があるが、騙されたことが明らかであれば、望みが薄いながら以下のような方法もある。
まとめ：生命保険の転換を利用することなどほとんどないと思ってよい
ここまですべて読んだ人は、私の伝えたいことが分かっただろう。生命保険の転換など利用する必要はほとんどないということを！他の方法があるにも関わらずセールスはなぜ転換ばかり勧めてくるのだろうか。
答えはとても簡単だ。生命保険の見直しを勧めるにあたり、セールスにとって転換が一番、リスクが少なく実入りがいいからだ。セールスは契約を解約され他社に乗り換えるなどされることを避ける。他社への乗り換えがなかったとしても、今ある契約を解約して新規で入りなおすという方法を顧客がとると、セールスたちのマイナスが大きい。よって、ほかの方法を提示することなくセールスたちは執拗に転換を勧めてくるのだ。
心配しなくてよい。あなたがやることは今その保険が必要かどうかを判断し、セールスに断りを入れることだけだ。方法は冒頭に書いている通りだ。
