生命保険が高い!いくら払えば十分のなのか

銀行口座の入出金明細やカード支払明細などをみると、愕然とする事実に気づくだろう。

あまりにも生命保険料を支払いすぎだと!

年齢にもよるが世帯で1万円を超えたら注意、2万円を超えたら直ちに行動する必要があり、3万円を超えたら立派に『私は無能です』とアピールしてよい。まあそれぞれ事情によって高額な生命保険料を支払っているのかもしれない。例えば経営者とか。生命保険で貯蓄しているとか。

しかしそうではないなら、今すぐ保険料を払い過ぎるのをやめるために行動する必要がある。

生命保険に関する情報は玉石混合すぎる

家計を圧迫する悪者筆頭格に挙げられる生命保険。実際、『家計のプロのファイナンシャルプランナー』を名乗る方々がやり玉に挙げるのを雑誌、テレビ、もちろんインターネットなどでよく見る。

まあ生命保険料の支払いが家計を圧迫する傾向にあるのは事実だ。生命保険や医療保険に無駄に入らされていることが多いのは否定しない。がん保険など、がんにかかった場合に給付金を支払うのは結構なことだが、契約自体があなたの家計収支のがんになっているのだから笑えない(がん保険に限らないが・・・)。

だが、ファイナンシャルプランナーのアドバイスもまたたいてい表面的で『一般的にはこうだからあなたもそのようにすべきだ』というアドバイスが多い。あまりに浅はかだ。紙面の都合があるのかもしれない。実際にきちんと1対1で相談すればそのようなことはないと信じているが。

『平均的には・・』とか『一般的に・・』などのアドバイスに従うと、たいていの場合はあなたにとってうまく適合しないことが多い。結果、せっかく生命保険を見直してもなお過剰な保険に入っていたり、逆に必要な保障が足らなくなったりする。

『平均』はあなたの家庭の事情を反映していない。

私が考える支払う保険料の目安

私が勧める生命保険に関するプランは、特殊な事情がない限りは、死亡保険ともし気が向けば年金保険(6666円、月払)だ。怖がりな人には所得補償保険を勧めることもある。死亡保険はもちろん必要だと思われる人にしか勧めない。

『この人は死亡保険が必要な人だな』と判断した場合の死亡保険の支払保険料は年齢に応じて以下の金額以内に収めることを最初の目標にしている。ただし、掛け捨ての生命保険であることが条件だ。

さて、上の表の金額を見てどうだろうか。

もちろん、この金額はそれこそ私が考える『平均』というか目安だ。個々の事情に応じて多少の上下はある。

だがこの金額を大きく超えるようでは、あなたの家計は確実に悲鳴を上げていることだろう。

私がベストだと考える保険はその人に合った必要な保障額を掛け捨ての死亡保険だけでまかない、上の表の保険料支払いに抑え、心配性な人は所得補償保険を、ちょっと税金支払いを得したい人に年金保険を勧めるものとなる。

医療保険?貧乏になりたいならぜひどうぞ!

がん保険?家計をがんに侵したいならぜひどうぞ!

外貨建て保険?保険会社社員の給料を払いたいならぜひどうぞ!

さて、これではあまりに不親切だろう。当サイトは死亡保険がこの程度でいい理由や、医療保険やがん保険が不要(むしろ有害)である理由、外貨建て保険に入る意味がまったくない理由など詳しく解説している。もし全て読み切ったなら、あなたは優秀なファイナンシャルプランナーになれるだろう。生命保険を売ることすら容易にできるかもしれない。少なくとも、あなたの生命保険を自分自身で見直し、最適な形にできるようになるはずだ。

その結果、最低でも無駄な支出が大きく減ることにはなるはずだ。