『生保レディの資格試験難易度シリーズ』も第3弾だ。今回は応用課程試験(ついでに変額保険の試験も)の難易度について解説しよう。
応用課程試験も専門課程試験に毛が生えたようなものだ。特に身構える必要はない。
まだまだ一夜漬けで突破できる試験
頭のいい人にとっては応用課程試験すら一夜漬けで突破する。そもそも応用課程試験を受けるということはある程度生命保険業界に携わっていることになる。生保レディなどセールスの人や、営業現場にいる生命保険会社の総合職などは応用課程試験で出るような内容は日常業務の一部だったりするのだ。
そのためテキストを一度読み込み、過去問を2~3回解くだけで合格してしまう人もいる。
応用課程試験ともなると、会社側も合格すればよいというスタンスなので、満点近く取る必要もない。
私が受けたときも、むしろ専門課程試験のほうが大変だったと思う。
変額保険の試験は一応対策はしたほうがよい。日常で変額保険を扱う人はほとんどいないだろう。
生保レディにとって応用課程試験は難しい?
生保レディにとって最大の障壁は勉強時間だけだ。先も言った通り、生命保険業界の経験がついてきている頃なので、専門課程試験の時ほど苦労しないはずだ。勉強時間さえ確保できれば楽々突破できるはずだ。
専門課程試験は生保レディも新人ばかりなので不合格者はそこそこ出るが、応用課程試験で不合格になる人はあまり聞かない。応用課程試験を受けるまでたどり着けるだけの販売ノルマをこなすほうがよっぽど大変だ。
応用課程試験の勉強法
一般課程試験から勉強法は何も変わらない。テキストを読み、過去問を解く。そしてそれを繰り返すだけだ。私もこの勉強法で突破している。『突破』などというほど大げさなものでもない。それほど努力はしていない。
本当にそれだけで十分だ。
応用課程試験に合格しないとどうなる?
生命保険会社の総合職が応用課程試験に不合格になると、専門課程試験などと同様、昇格に響く。同様に生保レディも応用課程試験は上位資格になるための前提条件になっていたりするので、合格しておかないと、いくら生命保険の販売成績が良くとも給料が上がらないということもあり得る。
難度も言うが、難しい試験ではないので必ず一回で合格してしまおう。
応用課程試験に合格するともう資格は取らなくて良い?
たいていの保険会社は従業員(セールス達も含む)に対して応用課程試験まで合格するよう求めている。その他の試験は任意取得であることが多い。応用課程試験の上位資格として大学課程試験というものがある。ちなみに私は大学課程試験を受けたことがない。取得する必要も感じていない。その他にも取得するとよい資格だったり、取得してもあまり役に立たない資格がある。
そのあたりは、下記記事にまとめているので、『もっと生命保険の専門家として資格を取りたい』という野心的な生保レディは参考にしてほしい。