生命保険の資格試験を受ける際の最も正しい勉強法

どれだけ勉強時間をかけても、勉強方法が間違っていると試験の点数は伸びない。

生命保険の資格試験なども勉強方法を間違えると、無駄に多くの時間をかけることになる。

多くの生命保険セールスの研修を行ってきた私の経験から、最も効率的な勉強方法を紹介しよう。生命保険には多くの資格の種類があるが、どの資格試験でも勉強方法はそう変わるものではないので基本として押さえておきたい。

テキストを通し読み → 過去問を解く → 以下ループ

生命保険の資格関連の試験勉強に使用する教材はたった2つしかない。

テキスト1冊と過去問だけだ。

生命保険の一般課程試験、専門課程試験、応用課程試験までのレベルなら、使用するテキストは1冊でだいたい200ページくらいだろうか。これらのテキストは生命保険会社を通して入手することになるだろう。他の参考書の類は一切不要だ。まずはこれを最初から最後まで通読しよう。

続いて使用するのは過去問だ。自分でネットを通じて入手してもよいが、所属する生命保険会社に頼めば、過去問の入手などは容易だ。3回分もあれば十分だ。直近1回分を繰り返してもよい。テキストを1回通読したら、過去問に挑戦しよう。最初はあまりできなくとも気にする必要はない。

さて、過去問を解いたら、再びテキストを最初から最後まで通読する。過去問を1度解いたことにより、頭に入りやすくなっているはずだ。間違ったところもより頭に残りやすくなっているはずだ。再度の通読が終わったら過去問をまた解く。再び同じ個所を間違えるかもしれない。しかし、間違えた個所は1回目よりは減っているはずだ。

あとはこのサイクルをひたすらループすればよい。間違えた回数が多い問題は、メモしておくとよい。
このループを繰り返していると、同じことばかり頭に入っているようで不安になるかもしれないが、生命保険の一般課程試験から応用課程試験の範囲など、本当にテキスト1冊分しかない。
1冊を完璧に仕上げるという意識で楽々合格できる。

少なくとも3回はループを繰り返したい。不安なら5回やればより完璧だ。

応用課程試験まではほぼ確実にこのやり方で合格できる。