このとんでもない金融商品の次の犠牲者はあなたかもしれない。いや、もうすでにあなたは犠牲者になっているかもしれない。
あなたは知っているだろうか。
ほとんど同じ生命保険なのに、わざわざ4倍の保険料を支払う人がいることを。
支払う保険料のたった22%が保障のための保険料で残りは無駄なお金になっている契約があることを。
適切な保障額の3倍も生命保険に加入した結果多くのお金を無駄にしている人がいることを。
生命保険会社を適切に選ばなかったり、適切な保障の大きさを知らないとこのような『無駄遣い』はすぐ起こる。
わざわざ書くまでもないことだが大事なことだから『なぜ無駄な出費をしてはいけないのか』を確認しよう。
生命保険のための毎月の出費が引き起こす未来を想像してほしい。
生命保険は1世帯あたり月平均3万2千円程度支払っていると言われるが、もしあなたが毎月3万2千円支払うと、例えば20年間で768万円支払うことになる。
もし、あなたが20年で768万円支払った後に、そのうち78%が全くの無駄な出費だったと分かったら?
もし、あなたが20年で768万円支払った後に、実は必要な生命保険の大きさは3分の1でよかったという事実に気が付いたら?
その損失は何百万円というレベルであり、あなたは後悔してもしきれないはずだ。
もし840万円のうち200万円でも無駄な出費を削減できたなら、あなたはその200万円で世界1周旅行ですらできただろうし、子供に私立学校に行かせることもできたかもしれないし、もっとゴルフコースを回れたかもしれない。もちろん投資や貯金に回してもよかっただろう。無駄を削った分だけあなたは金持ちにもなれただろうし、幸せになれたはずだ。
このような無駄遣いによる悲惨な未来を避けるための解決策は?
あなたが生命保険を適切に選ぶことだ。
もちろん、『生命保険をまったく無くしてしまえ』と言っているわけではない。必要な分は加入しなければならない。そして『その「必要な分」が分からない!』という人がほとんどだろう。
だからこのコンテンツで『簡単で最適な生命保険の選び方』を紹介していく。そしてここで得た知識を武器にして、FPなど専門家と相談しながら生命保険に申し込むことができれば、あなたは必要なだけの生命保険に入り、世間の愚かな人々が毎月3万2千円も生命保険に無駄払いする中、涼しい顔で効率的なお金の使い方をできるようになるだろう。結果、あなたはより多くのお金を自由に使えるようになり、あるいは投資や貯金をできるようになる。あなたの人生の質は将来何十年にも渡って大きく改善されるだろう。
だから『今すぐ』行動しよう。
Contents
- 面倒くさがりの人が生命保険を適切に選ぶための方法
- 当記事『最適な生命保険の選び方』の構成
- 1 チェック表を準備する
- 2 死亡保険(亡くなったときの備え)の選び方
- 3 就業不能保険・所得補償保険(働けなくなり収入が途絶えたときの備え)の選び方
- 4 医療保険の選び方(入院・手術の備え)
- 5 成人病保険・特定疾病保険(入院・手術・特定疾病になったときの備え)の選び方
- 6 がん保険(がんになったときの備え)の選び方
- 7 介護保険(介護が必要になったときの備え)の選び方
- 8 年金保険(老後の備え)の選び方
- 9 終身保険(老後の備え)の選び方
- 10 学資保険(教育資金の備え)の選び方
- 11 終身保険(教育資金の備え)の選び方
- あなたにとって最適な生命保険に確実に申込む方法
面倒くさがりの人が生命保険を適切に選ぶための方法
当記事は様々な種類の生命保険の選び方を解説しあなた自身で最適な生命保険を選べるように手助けすることを目的に書いている。全てを読み込み、その知識をあなたのものとすれば、適切な生命保険を選ぶどころか生命保険セールスやFPだってやっていけるだろう。
とは言うものの、当然のことながら分量は多い。
『とてもこんな長大なものを読む気にならない』という人もいるかもしれない。
そんな面倒くさがりの人でも適切な生命保険選びの方法はある。それは単純にFPに相談することだ。
FPに相談すれば生命保険の知識などなくとも適切な生命保険選びとしてはそれなりの質が担保できるだろう。
てっとり早く生命保険の節約に踏み出すには良い方法だ。
そんな面倒くさがりで手っ取り早い手段を取りたい人は『FPに相談すると驚くほど簡単に生命保険料の節約ができる!』を参照するとよい(本当は面倒くさがりでもまずは自分で勉強することが一番良いのは言うまでもない)。
当記事『最適な生命保険の選び方』の構成
ここで注意しておく!ここから学ぶ内容は関連記事を含めると信じられないほど分量がある。全てを理解すれば、あなた自身の生命保険の見直しどころか、立派にFPとして生命保険の見直しの仕事ができるレベルになる(実際に生命保険の見直しの仕事をするには生命保険の販売資格が必要だが・・)。それだけの勉強をする覚悟のある人だけ読み進めてもらいたい。
この記事は私が考える『生命保険の選び方』の重要なポイントが全てが詰まっている。当然、1記事では書ききれないので各種関連記事を参照してもらうことになる。
基本的な構成は以下の通りだ。
始めにあなたに生命保険を選ぶ際のチェック表(Excel)をダウンロードしてもらう。スマホでExcelが使えない人は画像を参考に似たようなものを紙に書きだすとよい。
チェック表は上の画像のように、各備えの目的別に必要な保険種類が分かれている。そして各保険種類ごとに以下を判断して、チェック表に記入していくのだ。
①あなたにとってその保険が必要かどうか
②必要な生命保険の保障期間
③必要な生命保険の保障金額
④必要な保障のおおよその予算目安
⑤どの保険会社から加入するかの候補
始めに、あなたにとって①『生命保険は必要かどうか』を検討する。あなたにとって生命保険がそもそも必要でなければ生命保険などいらないし、その後の②から⑤の検討も不要だ。
次に、あなたにとって必要な生命保険の②『保障期間』と③『保障金額』を考える。ここであなたにとって適切な生命保険の大きさを知っておけば無駄に大きい契約に加入して保険料を無駄払いするリスクが減る。
次に、②・③の条件で保険料の試算をする。④『最も安そうな保険料はだいたいどれくらいかの目安をつける』。同時に安い保険会社はこの時点で⑤『メモをしておく』。ここで間違えると、『A保険会社なら1,500円でよかったのに、B保険会社で加入したせいでまったく同じ保障なのに4,500円支払ってた・・・』なんてことになりかねない。これは実際に多く起こっている事象なので、ここでの情報収集は全く気を抜けない。
以上の①~⑤までを各保険種類ごとに、後述の解説に沿って行っていく。
最後に『あなたにとって最適な生命保険に確実に近づけて申込む方法』を提案する。チェック表を完成させかなり良い見込みを立てられても、適切に行動しなければ意味がない。うっかり保険料が高い保険会社のセールスに言いくるめられ『高い保険に加入していました・・・』では話にならない。可能な限りあなたにとって最適な保険に加入できる申込み経路を選択しないとそれまでの努力が水の泡となる。最後の最後で間違えるわけにはいかないだろう。
以上のことが全てクリアされれば、あなたはよりベストに近い保障に加入し、かつ可能な限り負担が抑えられているだろう。
1 チェック表を準備する
一口に生命保険といっても生命保険会社が販売する商品は様々なものがある。死亡保険、医療保険、年金、学資保険・・・。
生命保険セールスたちは『あれも必要、これも必要』と多くのものを勧めてきて、多くの人が加入する生命保険を複雑化させる原因になる。
複雑化すると当然のように無駄な保険料が発生しやすくなる。
このような事態を避けるために、最終的に検討するべき生命保険ものがなんなのか大枠があると、生命保険を検討する際に分かりやすく無駄なものに入らなくなる。
そのためにExcelベースでチェック表を用意した。生命保険の検討をする人は必ず使うことをお勧めする。
使い方は『保険料の無駄を激減させる生命保険エクセルチェック表の使い方』にまとめてある。
このチェック表を利用して一つの項目ごとに解説に沿って埋めていくば、最終的にあなたがどのような生命保険に加入するべきか明らかになっているだろう。
2 死亡保険(亡くなったときの備え)の選び方
基本的なことだが、死亡保険とは加入者(厳密には被保険者)が亡くなった際にまとまった保険金が、保険金受取人に支払われる保険だ。一口に死亡保険と言っても様々な種類があるが、ここでは掛け捨ての死亡保険について述べる。貯蓄性が高い終身保険などの保険についてはエクセルチェック表の通り別の項目を立てているのでそちらを参照してほしい。
死亡保険の選び方の具体的な内容は『もう迷わないおすすめの死亡保険の選び方』から見れる。
はっきり言って死亡保険の検討が一番大変だ。しかし死亡保険の検討が終われば生命保険の検討全体の7割は終わったようなものだ。他の商品は有効な入り方が限られているか、そもそも不要であることの方が多い。
3 就業不能保険・所得補償保険(働けなくなり収入が途絶えたときの備え)の選び方
作成中
4 医療保険の選び方(入院・手術の備え)
作成中
5 成人病保険・特定疾病保険(入院・手術・特定疾病になったときの備え)の選び方
作成中
6 がん保険(がんになったときの備え)の選び方
作成中
7 介護保険(介護が必要になったときの備え)の選び方
作成中
8 年金保険(老後の備え)の選び方
個人年金保険は純粋な貯蓄商品に近いので、生命保険セールスに勧められると軽い気持ちで加入する人も多い。
しかし漫然と個人年金保険に加入すると将来そのデメリットに悩むことにもなりうる。
個人年金保険料控除という優れた制度も一方ではあるので、賢くいいとこどりな個人年金保険の選び方をするべきである。
個人年金保険の選び方の具体的な内容は『個人年金保険のずるい選び方!メリットを最大にして加入しよう!』から見れる。
9 終身保険(老後の備え)の選び方
作成中
10 学資保険(教育資金の備え)の選び方
作成中
11 終身保険(教育資金の備え)の選び方
作成中
あなたにとって最適な生命保険に確実に申込む方法
ここまで書いたことを真面目に読み込まなくとも最初から『適切な申込み方』を知っていれば苦労しなくて済んだと思われるかもしれない。
しかし、あなたがここまで読んできた、『生命保険が必要かどうか知る』『必要な保障金額と保障期間を知る』『ぼったくられない生命保険会社の選び方』を全て知ったうえで申し込まなくてはならない。知らなければ、あなたは生命保険セールスやFPが『本当のことを言っているかどうか』が見抜くことができない。セールスやFPはあなたが『生命保険をよく理解していない客』と見れば平気であれこれ理由をつけて不要な保障を売りつけてくる。
ここまで書いてきた知識を知らなければ、あなたはセールスやFPが話す『過剰な保障をつける理由』がすべて納得できるものに思えてしまうだろう。結果、無駄な保障がたくさんついた、無駄に保険料が高い会社の生命保険に加入させられ、将来にわたって何百万円というお金を失う。
ところが、ここまでであなたは生命保険の加入の仕方についてしっかり学んできたはずだ。ところが最後に実際に『申し込みをする』というステップが残っている。ここで間違えるとこれまでのあなたの勉強の努力はすべて水の泡だ。
ではあなたが実際に生命保険を適切に申し込もうと考えたとき、これまで学んだ知識を生かしながらどのように対応すればよいのか『生命保険についてきちんと学んだあなたが確実に最適な保険に申し込む方法』でお教えしよう。