当記事ではメインコンテンツ『毎月の保険料を2万円減らし金持ちになる生命保険の選び方』や各コンテンツで使用する『生命保険加入エクセルチェック表』の使い方を解説する。
まだダウンロードしていない人は下記をダウンロードしてほしい。
スプレッドシートが使えない環境の人は、下記の画像を参考に紙などに書きだしてもよい。
生命保険エクセルチェック表の基本的構成
サンプル画像を見る通り、エクセルチェック表の中身は非常にシンプルだ。
死亡保険、医療保険、貯蓄性保険の各商品種類ごとに、以下をことを判断しエクセルチェック表を埋めていくという流れだ。
保険商品ごとに判断すること
- その商品が必要か不要か
- その保険商品の保障が必要な期間
- その保険商品の保障金額
- その保険商品に加入する場合の予算
- 検討に値する保険会社の候補
最終的には保険料予算の合計が算出されているだろう。
生命保険は一度にごちゃまぜに選ぶと非常に難解なものになるが、このように一つの保険種類ごとに分けて考えればそれほど難しいものではない。
完成したエクセルチェック表のサンプルもお見せしよう。
もちろん、このサンプルは『このように加入するとよい』というものではない。むしろ私自身が選ぶとしたらこれでは入りすぎだと思っている。
あなたがどのようにこのエクセルチェック表を完成させるかは、メインコンテンツ『生命保険の選び方』を参考にあなたの状況に合わせて行っていくものだ。
1000人いれば1000通りのエクセルチェック表が完成するだろう。
生命保険加入エクセルチェック表は保障の見直しにも利用できる
エクセルチェック表はまだ生命保険に入っていない人が生命保険を選ぶ際にも利用できるが、すでに生命保険に入っている人の保険の見直しにも利用できる。
まず今あなたが加入している保障をチェック表に書き出す。
次に今の状況であなたがゼロから生命保険に入るとしたらどのようになるかをコンテンツを読みながらエクセルチェック表を作成する。
そして2枚のエクセルチェック表を比べて、どのように保険の見直しをすればよいか検討すればよい。
例えば今あなたが以下のような保険に入っていたとする。
典型的な保険貧乏っぽい加入状況だ。
これが仮にメインコンテンツを読んでエクセルチェック表をゼロから作成したら以下のようになったらどうだろうか。
本当は終身保険や学資保険も考えどころではあるが、すでにA生命で入ってしまっていて解約すると元本割れのリスクが高い。よって貯蓄性の保険だけはA生命で残してある形だ。死亡保険はBC生命に変えたら同じ保障金額でも保険料が安くなることが分かった。メインコンテンツを読んだ結果、医療保険やがん保険は不要だと思い、逆に就業不能保険のほうが役に立ちそうだと思ったらこのような形になるだろう。貯蓄性保険ばかりで1万5千円くらい払っているが、まあすでに入ってしまったものだし仕方ないと割り切るしかないだろう。
それでも月の負担を1万円抑えられたのだ。
保険の見直しの場合でもエクセルチェック表を利用することでどこを残して、どこを削るのか、変えるのかが明確になりやすい。
生命保険エクセルチェック表の埋め方
実際にどのようにエクセルチェック表を埋めていけばよいのか。
もちろんあなたがなんとなく埋めていくわけではない。
あなたはメインコンテンツ『生命保険の選び方』の各保険商品ごとの解説を参考に埋めていくのだ。
メインコンテンツも、エクセルチェック表に対応するように各保険商品種類ごとに以下のコンテンツがそれぞれ存在している。
- その商品が必要か不要か
- その保険商品の保障が必要な期間
- その保険商品の保障金額
- その保険商品に加入する場合の予算
- 検討に値する保険会社の候補
あなたはメインコンテンツの各保険商品種類ごとに、①から順番に読んでいくことになる。
各項目の判断ポイントが書いてあるのであなたの状況に合った答えをエクセルチェック表に入力していく。
例えば、上から順番に、死亡保険について検討を始めるとしよう。この時点であなたはまだエクセルチェック表には何も入力していない。
まずは年齢と性別を入力しよう。まあ入力しなくともよいが、保険料を試算するときに必要な情報なので、家族全員分のチェック表を作成する場合などはそれぞれの性別・年齢を入れておいたほうがよい。
そしてメインコンテンツの中の一つ『死亡保険の選び方』を読んでいく。
最初に死亡保険が『必要か不要か』の解説が始まる。
もし、それを読んだ結果、あなたが『死亡保険は必要だ。その中で収入保障保険は必要だけど定期保険は不要だ』と判断すれば、以下のように入力(要・不要だけはプルダウン式)する。
『不要』を選ぶと『保険期間』『保障金額』など後に続く項目はグレーアウトされる。グレーになった部分は『もう検討する必要はない』ということだ。
続いて、死亡保険についてメインコンテンツの解説を参考に『保障が必要な期間』期間を検討する。
コンテンツを読み、保障が必要な期間が『17年』と決めたら、そのまま17年と入力すればよい。保険が満了するときの年齢を入力してもよい。
とくに収入保障保険などは保障期間が『何歳で満了するか』で保険商品が組まれている場合も多い。例えば『55歳』などと入力する。
続いて、メインコンテンツの解説を参考に保険の保障金額を入力する。
ここは定期保険などであれば、『1000万円』など大きい金額になるが、収入保障保険などになると『月額20万円』という設定をしたり、年金保険であれば年額で考える場合が多い。あるいは医療保険であれば『日額5000円』、がん保険であれば入院日額などとは別に診断給付金などとして『100万円』というような数字もありうる。そのあたりは臨機応変に入力してほしい。
この場では仮に収入保障保険に関して、保障金額『月額20万円』としよう。
続いてメインコンテンツの解説を参考に予算の目安を調べる。
要するに保険料の情報を集めるわけだが、これまで入力した情報『年齢・性別』『収入保障保険』『55歳』『月額20万円』という条件でダイレクト系やネット系の生命保険会社のホームページに飛び、保険料試算表にかけてみよう。いくつかの保険会社にあたり、それぞれの値段を書いてもよいし、一番安い保険料のものを書いてもよい。入力する際は数字だけで単位の『円』などつけないでほしい。そうしないと合計値がきちんと計算されないからだ。
最後に保険料試算した保険会社を中心に検討する価値のある保険会社の候補を挙げていく。
ここもメインコンテンツの解説を参考に、候補を入力していく。
下の画像は仮の名前だが、実際に入力する際は実在の保険会社であることは言うまでもない。
ここで収入保障保険について一行完成した。イメージとしては以下のようになる。
定期保険は『不要』としたから、2行完成したことになるか。
これで死亡保険の部分が完成したことになる。
あとは医療保険など他の保険商品に関しても同様に下記の順番に沿って進めていけばよい。
- その商品が必要か不要か
- その保険商品の保障が必要な期間
- その保険商品の保障金額
- その保険商品に加入する場合の予算
- 検討に値する保険会社の候補
チェック表上はたくさんの保険種類があり大変そうに思えるが、すべての保険種類は『①その商品が必要か不要か』についてコンテンツで力を入れて解説している。言い換えれば『不要』と判断するためのポイントを多く解説している。『不要』判断させるために多くを費やしていると言ってもよい。
人によってはエクセルチェック表が以下のような結果になることもありうる。
全て不要になってしまったということだ。もしこのような結果になってしまっても、何も心配する必要はない。『なんとなく生命保険が不要だと思う』のと『きちんと不要な理由がしっかりした上で生命保険が不要だと思う』のでは明確な違いだ。あなたは余計なことに惑わさることはなくなったのだから。
ALL不要もありうるが、現実的には冒頭に挙げたサンプルも十分現実的なラインだ。もう一度画像を紹介しよう。
まあバランスが取れている。
私に言わせれば学資保険が余計だし、就業不能保険に入っているのならがん保険は確実に不要だと思うが、心配性な人はこれくらいの保険に入っていても、まあいいかもしれない。
一見すると月の負担が24,322円という目安が立っていてかなりの負担なように見えるが、そのうち貯蓄部分が16,466円なら問題はないだろう。
最後に、生命保険に何も加入していない状態だったとして、私が仮にこのチェック表を利用したらどのようになるか紹介しよう。
私は現在30歳(仮)の男性(仮)、妻(年収100万程度)と0歳の子供がいるという仮定をする。
保障らしい保障は死亡保険だけだ。就業不能保険は加入しようか迷うところだが、当サイトはなるべく保険料負担を減らすのがテーマなので、ここは『不要とした』医療保険やがん保険など論ずるに値しない。
なぜ私がこのような選択をするのかはメインコンテンツを読みながらエクセルチェック表を作成すればわかる。もしかしたらあなたもこのようになるかもしれない。
年金保険に保障金額が入っていないのはそんなのどうでもいいからだ。保険料を6666円積み立てることに意味があるのだから。
そのあたりもメインコンテンツ『毎月の保険料を2万円減らし金持ちになる生命保険の選び方』を読めばわかる。
さあ、これでエクセルチェック表を使う準備は完璧だろう。
いよいよ実際にメインコンテンツ『毎月の保険料を2万円減らし金持ちになる生命保険の選び方』を読みエクセルチェック表を自分で埋めていってみよう。