みんな生命保険に保険料1か月いくら払ってるの?いくらならちょうどいい?

インターネットも現実の保険相談も『生命保険にいくら入ればいいの?』『いくらくらい払えばいいの?』などという質問があふれかえっている。なぜ、大金がかかっているのに自分で勉強しようとしないのか。いや、分かっている。みんなどこから勉強していいのかわからないのだ。微積分というわけのわからない数学を初めて習う人が始めから独学するのは何から手をつけていいのかわからないのと同じだ。

しかし、微積分と違い生命保険は不勉強だと大金を失うことになる。微積分が理解できなくて、宇宙ロケットがどのように軌道計算をしているのかわからなくて300万円失うこととはないが、適切な生命保険を理解せず過剰な保険に入れば、無為に300万円失い、少なすぎれば万が一のとき生活に困ってしまう。

自分で積極的に情報を集め、自分で判断するのは労力がかかりとても辛い作業だということは分かっている。でもあなたは今この瞬間生命保険について勉強する決意を固めなければならない。そうでなければ今すぐこの記事を閉じるかブラウザバックすることをお勧めする。

生命保険にみんな平均いくら払っているの?

念の為記事タイトルの疑問くらい答えておこう。

生命保険文化センターが実施した「平成28年度生活保障に関する調査」(世帯調査)によると1世帯あたりの年間払込保険料(個人年金保険の保険料を含む)は平均38.5万円となっている。突き当りに換算すると3万2千円といったところだ。

だがこんな数字にいったいなんの意味があるのか。あなたはこの平均値くらいの生命保険に加入するつもりなのか。0歳から100歳以上まで生命保険加入者全ての事情が均された平均などという数字はあなたの事情に参考になるのか。いかにこの平均の数字が役に立たないか簡単に証明できる。

比較的高齢になればなるほど生命保険の保険料は加速度的に高くなる。また契約数自体も高齢層と若年層で大きな差はない。であれば、この平均の保険料支払額という数字は高い保険料を支払っている人によってかなり高いほうにゆがめられている。30代くらいの人にとっては自分の実態と大きくかい離していることがわかる。

では30代の人が払っている平均値なら参考になるか?

いやならないだろう。生命保険料の平均とは言っても、統計の取り方によっては医療保険や年金保険を含むのかもしれない。一方あなたは医療保険や年金保険など入っていないかもしれない。死亡保険だけの支払保険料の平均は?その中で独身の人だけの平均は?さらにその中で年収450万円程度の人の平均は?

あなたの事情に則した平均値を調べようと思っても統計がないことなどすぐわかるだろう。つまりあなたは平均値などに頼らずに自分自身で最適な生命保険を探さなければならない。

だが心配しなくてもよい。あなたは全く中立な立場でない、生命保険セールスやFPに頼る必要はない。まして私に相談する必要もない。当サイトは生命保険については全くの素人を、自分で生命保険が組めるようにするのが目標だ。メインコンテンツはそのために作ってある。ぜひ、当サイトでみっちり勉強してほしい。そうすればもうあなたは『平均?それなに?おいしいの??』と言えるようになるだろう。