生命保険の比較に悩む新社会人へ生命保険専門家の私が言いたいこと

新社会人というのは恐ろしいほど社会の悪意に弱い。

『社会とはこういうものだ』と教えるとその通りの思想を持ってしまう。

『新卒入社の給料は安いものだ』『新卒入社では3年くらい我慢して仕事をしないと一人前になれない』などなど、旧世代に都合のいいような『常識』が刷り込まれ、大多数の新社会人や就活生がそういうものだと思い込む。

生命保険に関しても『社会人になったら生命保険くらい入るのが普通』とか『新卒入社で入る生命保険は月8000円くらい』などと刷り込めば、そういうものだと思い込んでしまう。

今、あなたは一生懸命安い生命保険を比較しているのかもしれないが、そもそも大多数の新社会人は生命保険など不要だということを知っているだろうか。

もう生命保険を比較する必要はない!

あなたが新社会人、あるいは2年目、3年目、いや何歳になってもそうなのだが、生命保険があなたにとって必要な理由をあなたは説明できるだろうか。もし、まともに説明できないならもう生命保険の比較をする必要はない。生命保険などいらないからだ。

生命保険が必要だと思う人は、生命保険を検討し始めたきっかけはなに?

『親に言われた』『上司に言われた』『知り合いで生命保険セールスをしている人に言われた』

なんて言われた?

『社会人になったら生命保険に入るのが当たり前だから』『若いうちに入ったほうが保険料が安いから』『なんとか生命保険に入ってくれ!頼む!』

まあ、こんなところだろう。

たいていの場合は生命保険が必要だから加入の比較検討をしているわけではないだろう。

必要なければ入らなければよいのだ。もうこれで生命保険の比較であれこれ悩まなくてよい。

生命保険はいつ必要になるのか

少なくとも新社会人になりたての人は生命保険が必要になることはほぼない。

死亡保険に関しては一般のサラリーマンであれば子供がいない限り必要ないし、医療保険はいかなる場合でも不要だ。貯蓄性の保険?お金を貯めるなら銀行か証券会社を利用しろ!唯一加入を検討する可能性があるとしたら就業不能保険くらいだろうか。

あなたが今後ずっと一人で生活していくとしても、病気やケガで障害を負い長期で働けなくなった場合などはお金を稼げなくなる。少なくともサラリーマンとして働いて給与収入を得るというのはかなり難しくなるだろう。そのような事態に備えて就業不能保険というのがあるが、新社会人がもし考慮するとしたらそれだけだ。

就業不能保険は単体で取り扱う会社は少ない。保険料が安い会社となると片手で楽々数えられる程度になるだろう。

就業不能保険だけなら比較にもそれほど困らないだろう。

生命保険について知っておくことは重要

新社会人が生命保険について加入を前提にあれこれ比較する必要はないし、まして実際に加入する必要はない。

しかし、生命保険について知っておくことはとても重要だ。

うっとうしい生命保険セールスを論破して退散させるにも必要だし、間違って無駄な生命保険に加入しないためにも重要だ。実際にいつ必要になるのか、いくら必要になるのかイメージだけしておくのもよい。
当サイトにたどり着いたのも何かの縁だと思うので、『生命保険の選び方』というコンテンツだけは見ることをお勧めする。

この機会を逃せば、生命保険が必要になった時に当サイトにたどり着かないかもしれない。そうなった場合には不要で無駄な生命保険に加入してしまうかもしれない。

だからこそこの機会に学んでおくべきだと思う。まだ生命保険が必要でないあなたは詳しく理解する必要はない。『生命保険ってそんな感じなんだ』くらいでよい。興味が出た人は下の関連記事から該当のコンテンツに飛べる。