7月と11月に生命保険に加入する人は要注意!

あなたは生命保険にいつ加入すればよいか知っているだろうか。

年齢が上がる前?病気をしないうちに?どちらも重要ではないが間違いではない。

逆に生命保険に加入してはいけない時期があるのを知っているだろうか。

それは7月と11月である。

毎年7月・11月は生命保険会社のキャンペーン月

あなたは生命保険会社の営業所内部を見たことがあるだろうか。

小学校の学芸会も顔負けの、手作りの飾りや、成績グラフが壁に所せましと貼られ、ヘタをすると天井からも営業施策の掲示が吊り下げられている。(ちなみにこれらの飾りつけを行うのは生命保険会社の高給取りである、営業所長や営業スタッフと呼ばれる内勤社員である。)

そして、この掲示物の量は毎年7月と11月には特異点を迎える。

なぜなら、毎年7月と11月は業界共通のキャンペーン月である。

7月・11月はセールス達の営業ノルマが通常の2倍・3倍に引き上げられ、それに比例するように、会社からの販促品も2倍・3倍となる(顧客にとっては無駄な経費)。当然のように、顧客への営業攻勢も通常の2倍・3倍となる。

(生命保険会社の勝手な)キャンペーン月の営業攻勢はとにかくひどい。

ただでさえ成績重視の生命保険セールス達が、さらに成績重視になるのだから、それが顧客に及ぼす影響を考えれば考えるのも恐ろしい(実際成績重視のプランの作成など当たり前に行われている)。

頭の悪いセールスは顧客に『7月はキャンペーン月で~』などと平気で言う。

顧客からすれば『いや・・知らんがな・・・』『お前らの中の勝手なキャンペーンだろ?』と思わざるをえない。

7月・11月に生命保険にしてもいいことがない

上記のように生命保険セールス達が殺気だっているので、顧客側としては7月・11月に提案される生命保険など危なくて加入できるものではない。

そもそも、一社専属の生命保険セールス達が提案するプランなど検討価値すらないのだから、7月・11月以外の月でも相手にしなくてよいのだが・・・

先述したとおり、7月・11月は販促品の量もすごいので、『加入した場合のお礼』として様々な品が顧客に配られる。地方の特産品だったり、ちょっとした家電製品だったり、結構いい値段なものが含まれる。

このような物に釣られて、加入することは厳に控えるべきだ。

7月・11月は生命保険のことを考える時期

7月・11月は多くの生命保険セールスが営業攻勢をかけてくる分、顧客側としても生命保険のことについて考えるきっかけとなりやすい。

普段考えない生命保険のことを考えると言う意味では『キャンペーン月』というのもあながち間違いではないかもしれない。

しかし、あなたが考えるべきことは、生命保険を増やすことではなく、保険料をもっと節約することだ。

大手生命保険を中心とした、1社専属の生命保険セールスの提案がいかに役に立たないものか試すいい機会でもある。

もしあなたが、7月・11月(もちろん他の月でもよい)にそれらセールスからプランの提案を受けたら、それを手にFPや保険ショップに相談に行ってみるとよい。

『こんなプランを提案されたんだけど・・・』

きっと酷評されることは間違いない。

さらに、大手生命保険会社を中心とした、1社専属の生命保険セールスから過去に生命保険を加入したことがある人はどうだろう。

今、加入している保険をFPや保険ショップに行って、内容を見せると酷評されることだろう。(目の前の顧客が加入しているものなので優しく遠回しに言うだろうが)

あなたが、もし私に相談に来たら酷評する用意がある。

逆に言えば、1社専属の生命保険セールスから加入しているような人は、改善の余地があるということだ。

まだ加入していない人も、FPや保険ショップに相談にいけば、プロに酷評されるような生命保険に加入するリスクは大きく減るということだ。

7月と11月にセールス達からプランの提案を受けたら、それをネタにして、FPや保険ショップに相談に行くことをおすすめする。

きっと良い形(もっと節約できる)の生命保険が見つかるはずだ。

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