保険の見直しにパンフレットを請求しようとするそこのあなた!

今あなたは保険を見直すためにパンフレットを探している?

もしそうならインターネットで請求することになるのだろうが、やめたほうがよい。

複数の保険会社のパンフレットを一括請求でもしようものなら、広告メールがひっきりなしに届くようになり、営業電話もついてくるかもしれない。それらのセットをご希望ならインターネットからのパンフレット一括請求も悪くない。

多少面倒でも近場のショッピングセンターにでも足を運び保険ショップでも探し、そこに大量に置いてあるパンフレットを1枚づつ抜いてくるほうがいいだろう。

そもそも一般の消費者が保険のパンフレットを見て有益になることなどない。むしろ有害ですらあり得る。

一般の消費者が保険のパンフレットを見て有効な見直しがわかる場合はほぼない

保険商品のパンフレットは1枚ペラ刷りであることが多い。パンフレットというかチラシと言うべきか。保険という商品は1枚の紙や数ページのパンフレットで内容が理解できるほど簡単な商品ではないし、その少ないページ数ですらあなたにとっての肝心な部分がなんなのか理解できないだろう。

あなたの生活、収入、貯蓄など諸々の個別の条件と、パンフレットに書いてある契約例では適合することの方がまれだろう。

パンフレットは年収500万円くらいの人を想定しているかもしれないが、あなたは400万円かもしれないし、600万円かもしれない。

パンフレットの内容とあなたにとって適切な見直し方法が適さないリスクの方が圧倒的に高いのに、パンフレットなどなんの参考にもならないのはわかるはずだ。

パンフレットは保険会社がどのように売りたいのかが詰まったもの

あなたの保険の見直しにパンフレットが当てにできない理由は他にもある。

保険会社はパンフレットを何のために作っているか分かるだろうか。もちろん保険を売るためだ。それも利益がなるべくあがるようにして。

当然不利なことはほとんど書いていないか、裏面に難しい言葉で小さく他の文言に紛れ込ませて書いてある程度だ。一方で『この保険に入るとこんな素晴らしい効果があります』ということがデカデカと書いてある。保険会社も事業会社だからチラシやパンフレットをこのように作るのは理解できるが、あなたはそのような保険会社の理屈に付き合う義理はないはずだ。

当然、保険会社の利益を追求する広告担当者の熱い気持ちがこもったパンフレットが消費者であるあなたの役に立つことはない。パンフレットの示すままに保険を見直せばあなたはまず間違いなく損をすることになるだろう。それも長期的に。

保険の見直しにパンフレットを見ても仕方ないならどうすればいいのか

保険の見直しは手軽にあなたの支出を削減できる可能性のある有効な手段だ。しかし方法を誤るといつの間にか『負担が増えていた・・・』という事態になりかねない。少なくともパンフレットを片手に生命保険セールスなどに『この保険が気になるんだけど』などとやろうものなら、相手の思うつぼだろう。

保険の見直しは入口を絶対に間違えてはいけない。しかし、あなたに保険の知識がほとんどないなら最初どうすればいいのかわからないのも事実だ。
そういった場合は2つの手法が考えられる。

一つは自分で勉強して保険の見直しをする方法だ。保険を見直しする場合、自分で知識を得て必要な保険と不要な保険を見極めることで節約効果は最も高まる。あなたの生活の状況はあなたが一番知っているからだ。
しかし、自分で勉強すると言っても簡単ではない。勉強した結果導きだした答えが『間違っていました』では済まない。

生命保険は長期の契約で10年、20年して『間違っていました』では失うものが大きすぎるし、自動車保険などでも間違った保険に入った結果『保険金がおりなかった』では話にならない。

一番よい方法はFPなど専門家に相談することだ。年中保険の見直しを業務にしている人に相談するのが最も手っ取り早く確実だ。

パンフレットを請求しあれこれ出口の見えずに悩むくらいなら、保険の見直しをよく知っている人に相談するほうがよいのは明らかだ。

保険の見直しにFPの相談を利用する場合は『生命保険を見直し保険料を10,000円節約したい人は他にいますか?それも簡単に!』を参考にしてほしい。