保険の見直しをするのに保険料が上がるのはどうしてか

どういうわけか保険の見直しをするのにもかかわらず『保険料が上がった』という人は多い。

あるいは提案されたものが保険料が上がるものだったりして、納得いかない気分の人も多いはずだ。

基本的に保険料が上がるのは保障を足すときだけのはずだから、保障を多くしたのではないのだろうか?

そうじゃない?保障内容はほとんど変わらず保険料だけ上がった?

それなら、保険の見直し方が間違ってるんだろう。簡単なことだ。

いちど保険の見直しの専門家に聞いてみることをおすすめする。

保険料が上がるのは保障を足すときだけで、そのような機会は少ない

当たり前のことだが、保険は保障金額を多くすればその分保険料は上がる。

保障金額だけ2倍にすれば保険料も2倍になると思ってもらって概ね間違いない(そうでない場合もあるが増えるのは確かだ)。

保険の見直しをして保険料が上がるのなら、保障を多くする以外に保険料が上がってはいけない。

そして、保障を多くするような見直しは相当に機会が限られる。

保障を増やすような見直しは、『新しく子供が生まれたので死亡保障を増やした』とか、『新たに就業不能保険に加入した』とか『個人年金保険料控除目当てで個人年金保険に加入した』くらいしか私には思いつかない。

医療保険を終身に見直したとか、がん保険を新しいものに見直したとか、必要もないのに死亡保険に加入したとかそういう事態は想定していない。

なぜなら不要だからだ。

なぜ不要かは当サイトをくまなく読み込めば私の熱い思い(必要なものだけ最小限に加入するという思想)が伝わるだろう。

あなたが今挙げたような事情に該当しないなら、保険の見直しと言えば基本的に減らすことだけだ。

保険の見直しといえばたいてい減らすことを指すと思うのだが、それでも保険料が上がるとはこれいかに・・・

保険会社のセールスが勧める典型的な無意味見直しで保険料が上がる

あなたが今加入している保険が保険会社のセールスから加入しているのなら、そもそもその加入の仕方が失敗だ(社会的な付き合い上仕方ないものもあるだろうが)。
それでいて保険会社のセールスから見直しを勧められているのなら、さらなる失敗を塗り重ねることになるだろう。

奴らの見直しセールストークはわかっている。

『最新型の保障に見直しましょう。』

『終身の保障に見直しましょう。』

『同じ保険料でより期間の長い保障にしましょう。』

『新しい保険が出ました。新しいリスクに備えるために保険を見直しましょう。』

たいてい上記のどれかだ。いずれもあなたが必要に迫られて保険の見直しをするわけではない。

そして、これらの見直しは想像がつくだろうが、今より保険料が上がることは間違いない。

保険はいつでも『必要なものを最小限で』が基本だと叩き込もう。

保険の見直しをするなら保険料が下がらなければならない

もしあなたが『保険はだんだん年齢を重ねるごとに高くなるものだ』と認識しているなら大変な間違いだ。

そんな認識ならあなたは保険会社によく教育された素晴らしいカモだ。

私が生命保険セールスなら真っ先にお会いしたいお客様だ。

保険は適切な加入をすれば保険料が上がることはほとんどない。

そればかりか、年月が経てば役目を終えた保険から無くしていき、保険料負担を減らすのが基本だ。

加入した保険が役目を終えるたびに保険を見直す。

その見直しは解約するか、満期で自然消滅するかのどちらかだ。このような保険加入ができると理想的だ。

保険を見直し保険料が下がる余地がある人はたくさんいる

理想的な保険加入ができている人はそもそもほとんどいない。たいていが無駄な保険料を多く費やしているか、過剰な保障に入っているか、あるいはその両方で保険料支払いが増えている。

生命保険文化センターの平成30年調査によれば、1世帯あたりの平均支払い保険料は年間38.2万円だという。毎月に直せばほぼ32,000円だ。どう考えても払い過ぎである。これは生命保険だけの値だ。しかもこれが平均なのだから、もっと払っているひともそれなりにいるということだ。

いったいどうすればそんなに保険料を払えるというのか。まともなFPなら10人が10人払い過ぎだと言うだろう。よっぽど特殊な事情がない限り私も払い過ぎだと判断する。

たいていのFPはこれよりもっと少ない保険料で十分だと考えているわけで、つまりたいていの人はもっと安い保険料で十分な保険加入ができるということになる。

あなたももっと保険料を節約できるはずだ。

保険の見直しをして保険料が上がると言うのなら『生命保険を見直し保険料を10,000円節約したい人は他にいますか?それも簡単に!』下記記事を参考にしてい一度無料相談のFPと面談してみるとよい。

『保険ってこれだけでいいの?』と逆に不安になるくらいの事実に驚くことになるだろう。