生命保険の見直し提案をされた時のための有無を言わせない完璧な断り方

生命保険セールス達は基本的にうっとうしい存在だ。

奴らはただのセールスではない。あなたの家計にとって害しか及ぼさない存在だ。

布団の訪問販売なら、高額な布団を買っても気持ちいい布団という実際的な利益が得られる可能性がある。(費用対効果が良いとは言っていない。)しかし、生命保険はそうではない。生命保険などなければないが一番よい。

何度も言うが生命保険など『必要なだけ最小限で』加入するのが一番だ。

それにもかかわらず、生命保険の見直しを勧めてくる生命保険セールスは後から湧いてくる。

あなたはそんな生命保険セールスを今後一切寄せ付けない方法を知りたくはないだろうか。

生命保険セールスは成績・収入のために生命保険を売っている

生命保険セールス達がなぜ必死で生命保険の見直しを勧めてくるかが分かれば、対応方法はすぐにわかる。

彼らが生命保険の見直しを勧めてくるのは、単純に成績や収入のためだ。

決してあなたの生命保険に問題があるからではない。

あなたの生命保険の加入の仕方に問題があろうと、そうでなかろうと生命保険セールス達は見直しを勧めてくる。

必要最小限しか加入していなければ『それだけの生命保険では万が一のとき大変なことになりますよ』と顧客を脅しつけ、過剰に入っていれば、『あなたの生命保険は加入しすぎです!ぜひ当社の生命保険に見直してください!ほら、こんなに安くなります!』と言ってくる。

生命保険セールスが言うことは一部分に真実を織り交ぜてくるから思わず納得してしまうことがあるからやっかいだ。

スキルの高い生命保険セールスになると、そうした虚実織り交ぜてくることに長けているので、素人の消費者がそれを判断するのはなおさら困難だ。

彼らはあなたの家計や万が一の際の保障の適切なあり方を心配しているのではなく、自分たちの成績と収入を心配していると考えれば、生命保険セールスの話は鼻で笑えるようになるだろう。

生命保険セールスが収入のために見直しを勧めているならその理由を断てばよい

さて、生命保険セールスが勧めてくる見直しを完璧に断る方法はなんなのか。

私なら、わざわざセールスの話をすべて聞いた上で1から10まで矛盾を指摘して涙目にして撃退することが可能だ。そこまでの知識をつけて撃退するのもなかなか楽しいものだが、あなたはそのような知識もまして勉強する時間もないだろう。

当然ながら、もっと手軽な断り方をする必要がある。

そこで、先ほど確認した『生命保険セールスは成績・収入のために生命保険の見直しを勧めている』ということを思い出してほしい。端的に言えば、生命保険セールスは金にならない顧客には生命保険の見直しを勧めてこないのだ。未来永劫『この顧客には勧めても金にならない』と思わせればよい。

その断り文句はとても簡単だ。架空の叔母に登場してもらえばよい。別に叔父でもよいし、従兄弟でも従姉妹でもよい。ただし親族かつ、そこそこ遠い間柄がよい。まあ架空の叔父・叔母くらいが誰にも追求されず便利な存在だ。

そこであなたはこのように断る。

『生命保険は生命保険会社に勤めている叔父(叔母)に全て任せているので結構です。』

ほとんどすべての生命保険セールスがそうだが、生命保険セールスは親族に生命保険に加入してもらうよう頼んでいる(助けてもらっている)。また親族間での契約関係は友人・知人などとはレベルの違う特別な関係に基づいている。

生命保険セールスとしてはそこにごり押しして見直しを勧めれば容易に重大な苦情になるのはある意味常識的な話である。

ほぼすべての生命保険セールスが、『親族から生命保険に加入している』と言われれば見直しを勧めるのをあきらめるだろう。

『親族から生命保険を加入している人』は最も金にならない顧客なのだ。

金にならない顧客とわかればもはやその生命保険セールスはあなたに寄り付きもしなくなるだろう。

これ以上完璧で簡単な断り方はは他に類をみない。気弱な人でも後腐れなく断ることができるだろう。

一部の強引な生命保険セールスを寄り付かせない強硬手段な断り方

ここまで書いた話はあくまである程度常識的な生命保険セールスが相手の場合だ。

生命保険セールスにも社会的な常識に欠けた人間はいくらかいる。

そのような生命保険セールスはどのように断られようと、何度でも見直しのお勧めをしてくるだろう。例え『親族から入っている』などと言おうとも勧めてくる強烈な個性を持った生命保険セールスがいる。特に気が弱い人にとっては、強烈な個性を持った生命保険セールスを空いてにすればお引き取り願うのが難しくなってしまうかもしれない。

そんなイレギュラーな場合はいったいどうすればよいのか。

そんなときは、今度は生命保険セールスの弱点を攻めればよい。強烈な個性を持った生命保険セールスはいかなる障害があろうと生命保険の見直しをごり押ししてくる。そんな彼らの唯一の弱点が『生命保険会社の商品を扱っている』ということだ。

生命保険セールスは生命保険会社の許可がなければ生命保険を売ることができない。生命保険会社が『当社の生命保険を売るに値しないセールス』と判断すれば生命保険セールスは生命保険を売ることができなくなる。そして、生命保険会社は『顧客の苦情』や『コンプライアンスの順守』に対してひどく保守的だ。

『何度も来るなと言っているのに生命保険セールスが訪問すること』はコンプライアンス的に危ない行為であるので、生命保険会社に一度苦情を入れれば、強烈な個性を持った生命保険セールスでも上司から止められ、そして訪問は止むだろう。

強烈な個性を持ったセールスがいかにコンプライアンス無視で自分の成績だけ見ている人で非常識であっても、その上司はたいてい『コンプライアンス重視』の人間だ。会社から注意してもらえば生命保険セールスは止まるのだ。生命保険セールスが生命保険を売れるのは生命保険会社の許可あってこそだから。

生命保険セールスは撃退すべきだが、あなたは生命保険を見直す必要はある

生命保険セールスの見直しのお勧めなど断ってしかるべきだ。彼らは自分の成績しか頭にないのだから。

しかし、彼らがセールスの中で一部使う話にも真実が含まれていることは指摘した。そして、それはあなたにとって非常に重要なことだ。

それは『あなたが生命保険に入り過ぎである』という事実だ。当サイトではいろいろな記事で指摘しているが、ほとんどの人が『生命保険に入り過ぎ』なのだ。無駄な保険料を支払い家計を圧迫している。

少しの努力で10,000円保険料を節約し、もっと自由にお金を使えるようになるというのにそれが放置されているのだ。

生命保険セールスの話はたしかにうっとうしいし、頭から断りたくなるのも無理はない。もちろん彼らの話は聞く必要がない。

しかし、あなたは同時に保険料を無駄払いしている可能性が非常に高いということも知ってほしい。

『保険料の無駄払いをしている』とはどういうことか知りたい人は『生命保険を見直し保険料を10,000円節約したい人は他にいますか?それも簡単に!』の記事を参考にしてほしい。