30代の生命保険の見直しはどうするって?年齢で見直し方法が決まると思う?

少しでも生命保険の見直しでミスマッチが起こるのを防ぎたいところだ。

そのミスマッチが起こる原因の一つが『年齢で生命保険を考えること』だ。

30代の人はどうやって生命保険を見直す?

少し考えれば生命保険の見直しなんて年齢は関係ないことくらいわかると思う。

年齢が関係ないなら、いったいどうやって見直しするのか。

生命保険の見直しなど『必要かそうでないか』『必要なら最小限』の2つだけ頭に入れておけば簡単だ。

そのうえでFPなど保険の見直しの専門家に相談するのが手っ取り早い解決方法だ。

人生いろいろ、生命保険の見直しもいろいろ

某K元首相の言葉を借りたが、『人生いろいろ』は生命保険を考えるときに頭に入れておかなければならない言葉だ。

当たり前だが生命保険は『必要になった時に最小限加入する』ものだ。

その『必要になった時』は人それぞれ違う。人生の種類の分だけ必要になるときは異なる。

例えば、40代ですでに孫がいるような、子供の独立が早い人は大きな生命保険は不要だろうし、45歳くらいで幼稚園の子供がいる家庭もいまではかなり一般的だ。

32歳で中学生の母親である人もいれば、37歳で初産を経験したばかりの人もいる。21歳で『お見合い婚』をする人もいれば、42歳で『出来ちゃった婚』をする人もいる。29歳で年収1000万稼ぐ人もいれば、35歳で年収400万円の人もいる。

これだけでも人生は多様なのに、『30代で入るべき保険』、『30代はこのように生命保険を見直すべき』などと定義できるわけがない。

むしろ、生命保険の見直しに年齢など関係ないということだ。

生命保険の見直しはまず必要になったかどうかで判断する

生命保険の見直しをする際には、あなたが加入する生命保険が今本当に必要か、新しい保障は必要になるのか、など必要性から考えるとよい。

もちろん見直した結果、今入っている保険が『実は必要なさそうだった』と分かれば解約しなければならない。

何も人生のイベントがなくとも『不要な保険に入っていた』という事例はあまりにも多いので、その意味では30代はいつでも生命保険を見直し、場合によっては減らす必要があることになる。

当サイトのメインコンテンツの一つ『毎月の保険料を2万円減らし金持ちになる生命保険の選び方』でも全ての保険種類について『必要性から判断するように』というコンセプトの元、生命保険が必要になるタイミングだとか不要な理由だとかを書いている。

具体的なことを知りたい人はそちらを参考にしてほしい。

必要性が判断できたら、あとは最小限の保障になるようにすれば保険料も抑えられる。

そのあたりも同コンテンツ内に解説があるので時間がある人は見てみるとよいだろう。

ステレオタイプな30代の生命保険の見直し方

30代という年代をひとくくりにして物を語るのはあまり好きではない。

先ほども言ったように人生いろいろだからだ。

それでも30代に多そうな状態を想定して、『こんな人が多そうだな。その場合はこんな見直しが効率的かな』というのを紹介する。

30代で独身の場合

独身の場合は30代だろうとなんだろうとそれこそ年齢に関係なく、生命保険は不要だ。

せいぜい個人年金保険を個人年金保険料控除目当てに加入を検討するくらいだ。

個人年金保険の選び方については『個人年金保険のずるい選び方!メリットを最大にして加入しよう!』を参考にしてほしい。

独身の場合は死亡保険は加入する理由がない。

そのあたりの理由は『もう迷わないおすすめの死亡保険の選び方』に詳しく書いてある。

医療保険はそれこそ方々で不要な理由を書いているが、医療保険は役に立たない理由があまりにも多すぎるので独身だろうがなんだろうが不要だ。

死亡保障や医療保障あたりの保険が不要となれば、残るは貯蓄性の保険くらいしかない。

あとは万一病気やけがで働けなくなったときの収入のために就業不能保険に加入しておくかどうかだ。

加入を検討するとしたらせいぜいそのあたりだ。

30代で小さい子供がいる場合

30代ともなれば結婚してちょうど小さい子供がいる家庭も多いだろう。

その場合は大きな死亡保障が必要だ。

大きな死亡保障とは言っても、選び方を間違えなければ保険料負担はさほどでもない。30代という年齢を考慮すれば多くとも4000円あれば十分な死亡保障に加入することができる。

逆に言えば、すでに加入している生命保険で死亡保障の部分に4000円以上払っているようでは、過剰な保障になっているか保険会社選びを間違えたかどちらかなので見直しが必須になる。

その場合は『生命保険を見直し保険料を10,000円節約したい人は他にいますか?それも簡単に!』を参考にFPの無料相談を利用して適切な保障額と割安な保険会社をそれぞれ提案してもらうのが手っ取り早い。

医療保険は先ほど言った通り不要だ。就業不能保険についても働けなくなったときのリスクを心配するなら検討してもよいかもしれない。

いずれにせよ、『30代だからこの見直し方法!』というのは存在しない。

30代くらいの保険料の支払い方でその後の50年が決まる!

あなたは生活設計をきちんとしたことはあるだろうか。

特に老後30年40年という長い期間でどれだけお金がかかるか把握したことはあるだろうか。

その資金をどのように準備し使っていくかイメージしたことはあるだろうか。

そして30代のころの収支の状況や貯蓄の状況によりその後何十年という期間のあなたのお金の状況が変わる。

当然、余計な支出は抑えてしかるべきものだ。

無駄な保険料を支払う余裕は一切ない。そんなことをすればあなたの40代、50代、そして老後はお金に困りなんのために生きているのかわからないような状態にすらなるだろう。

30代で生命保険を見直すことの唯一の意義は、その後のあなたのお金の運命を大きく変えることである。

そのためには今後の生活設計と、無駄な保険料を支払わないための生命保険の見直しが必要である。

しかしこのような生活設計を独力でやることはなかなか難しい。

保険の見直し(減らし方)も含めて『生命保険を見直し保険料を10,000円節約したい人は他にいますか?それも簡単に!』を参考に一度FPに相談することをお勧めする。